元販売成績日本一の営業統括チーフに学ぶ「就職活動で持つべき視点」

就職活動において、学生の皆さんはどのようなことを重視されていますか? 「やりたいことができる企業かどうか」「人間関係の良さ」「多くの収入が得られる会社」 さまざまな視点や価値観があると思います。今回は、営業統括チーフの木野恵佑(きのけいすけ)さんにお話を伺いました。 一味も二味も違う木野恵佑さんのユニークな経歴から学ぶ「少し変わった視点」とは?就職活動で取り入れたい考え方をご紹介します。

この記事は約7分で読み終わります。

業務内容について


――業務内容についてお聞きします。

木野:私はnext事業部セールス&カスタマーサクセス課でチーフをしています。立場としては、営業統括の役割を担っています。当課は3つの部門に分かれており、関西に1課、関東に2課と3課があります。

私の主な仕事は、各課への指示出しや目標設定、制度や仕組みの設計などです。私自身が営業に足を運ぶこともあります。

課としての仕事は、クライアントが「next>>」という採用管理ツールを活用し、採用活動を成功させるための支援を行うことです。そのため、事例や資料をまとめて、さまざまな活用方法を提案することや、セミナーを行うこともあります。

――マネジメント業務としてはどのようなことをされていますか?

木野:とくに多いマネジメント業務は、メンバーとの面談です。目標の進捗確認や、課題のヒアリングなどを行います。そこで意識していることは、秘密厳守による安全性の確保と、メンバーが話しやすい自然な雰囲気をつくることです。

その他、当部署と採用担当の部署とのミーティングも積極的に行っています。というのも、採用とnext事業部は互いに仕事領域が隣接しているからです。当社の採用にはnext>>を使っており、next>>には当社の採用活動のノウハウが活かされています。

そのため、採用部門とnext部門、お互いの相乗効果で採用に関する新しいノウハウなどの価値を生み出したいと考えています。

目次へ

大切なことは「メンバーが活躍できる機会を作ること」

――マネジメントの仕事のやりがいを教えていただけますか?

木野:正直なところ、私はやりがいを重視して働いていないので、あまり考えたことはありません。

メンバーにやりがいを感じてもらう取り組みとしては「やりたいこと」よりも「メンバーができること」を見つけ、一人ひとりが力を発揮できる環境作りを重視しています。できることや得意なことだと、成果をあげやすいですよね。

私の仕事は、メンバーが力を発揮できる機会を提供し、活躍してもらうことで「仕事が好き」という気持ちや、やりがいを感じてもらうことだと思っています。

目次へ

結果を重視する

――仕事では何を重視されていますか?

木野:私は、自分に対してもメンバーに対しても、プロセスよりも結果を重視しています。もちろん、過程で努力することは大切ですが、結果ありきです。現れた結果に対して、プロセスが正しい方向を向いているのかを精査し、メンバーに必要なフィードバックを行うようにしています。

目次へ

人間関係は難しい

――マネジメントの仕事で難しいと感じることはありますか?

木野:やはり、マネジメントでは人間関係が仕事の主軸になってきます。そのため、自分と性格や考え方がまったく違うメンバーと接するときに難しさを感じることがあります。それぞれのメンバーの特性を把握することや、接し方を工夫することには努力していますね。

目次へ

入社2ヶ月で「携帯販売成績日本一」を達成!


――木野さんが入社してから現在に至るまでの話を聞かせてください。

木野:私は今から約4年前、アロージャパンの携帯販売員として就職しました。会社との出会いは就職活動のイベントでした。今の安東副社長から声をかけていただき、当初は興味が無かったのですが、とりあえず話を聞いてみることに。

私は、将来的には自分で起業することを念頭において就職活動をしていました。選考では「3年で辞めるつもり」であることを公言していたのですが、あまり受けは良くなかったですね(笑)。

同様に、アローリンクの選考時にも「起業するために3年で辞めるつもり」の想いを話すと「当社なら支援ができるかもしれない」と思いがけない返答をもらったことを覚えています。そんな提案をしてくれる企業はなかったので、「アローリンクは面白い」と思い入社を決めました。

入社後、携帯販売員としては、まず販売成績で日本一を取ることを目標に据えました。というのも、入社式のスピーチでそのことを堂々と宣言してしまったからです(笑)。

私は大学でマーケティングを学んでいて「マーケティングの目指すところは販売が不要になること」と信じていました。そのことを社内で公言するためには、販売で誰もが認める実績を上げなければならない。

そのための「販売成績日本一」の目標です。

その目標は、入社後2カ月で達成されました。私が配属されたソフトバンクの店舗では、最も評価される販売項目にMNP(他社からの乗り換え)というものがあります。

そのMNPの実績で、全店の全スタッフ中1位を獲得できたんです。

目次へ

復活の裏には「お客様を楽しませたい」思いがあった!

木野:以後は、早くも入社当初の目標が達成されてしまったため、次の目標が見つからずにいました。少し尖っていた時期でもあったので、日本一に輝いたことも加わり、他の人の意見にあまり耳を傾けることをしませんでした。

そのため、周りの人から教えてもらえる機会もほとんどなく、スキルが伸び悩んだ時期でした。

それから半年後、心機一転、群馬県の店舗に異動することになりました。しかし、そこでもなかなか結果を出すことができず、日本一からわずか半年後の評価が「同期の中で最低の成績」。それでも、なかなか現状を受け入れることはできずにいたんですよ。

その後、県内の別の店舗に異動となりました。そこで出会った店長が、再出発のきっかけとなりました。「プライドを捨てて、一から始めよう」。店長との話し合いで、そう決めました。

店長からは「お客様を楽しませること」を教えてもらいました。売り方やテクニックよりもお客様に楽しんでもらうことが大切。そのことに気が付いてから、私の成績は順調に回復しはじめました。

しばらくして、実績が悪化している店舗の立て直しを命じられ、神奈川県に異動となりました。ちょうど2年目の4月のことです。その店舗で奮闘した結果、社内でも№1の売り上げ実績を上げて、立て直しに成功しました。

目次へ

人事部を経て今の仕事に

約4カ月後には、関東の人事部に異動しました。当時は店舗との兼任だったため、平日は店舗で、土日は人事部のオフィスで働くスケジュール。

人事部に異動した当初は、豊富な店舗経験や「親近感のある面白い先輩社員」というポジションを強みに、自分だけの価値を出そうと努力しました。しばらくは、私1人しかいないオフィスで働いていましたね。

また月日が経って、今度は、LINEを使った採用を行うnext事業部の立ち上げに際して、スタートアップメンバーとして抜擢されました。2017年6月のことです。

最初はわずか3人の小さな部署でしたが、後輩が徐々に増えていき、2018年の6月にはリーダーを任せていただくように。そして、2019年の5月にチーフに就任しました。

目次へ

お客様の採用活動を成功に導く組織を作りたい


――多くの経験を積まれてきたのですね。チーフに就任されて、今後は部署をどのようにしていきたいとお考えですか?

木野:実は、私が所属する今の部署は、役員に長らく言い続けてきた「チーム体制の変更」がようやく叶う形で立ち上がりました。もともと営業とサポートメンバーが別々の部署で仕事を分担していたのですが、私の営業経験から「このままでは今後の仕事は難しいな」と感じていました。

私たちが目指すことは、ツールを導入してもらうことではなく「ツールを活用してもらい、クライアントの採用活動を成功に導くこと」です。そのために、営業とサポートチームを合併・再編し、新しい部署として5月からスタートさせました。

今後は採用のプロとしての知見をさらに溜め、お客様の成功に結びつく提案をより多く行えることが大切だと感じています。ツールの販売だけに終始せず、お客様の採用活動で結果が出せるよう、私たちの価値を大きく昇華させていきたいですね。

これからこの市場は伸びることが予想されます。LINEも新規参入が増えてくるでしょう。そのため、業界をリードする組織を目指していきたいと考えています。

目次へ

目標は大きく

携帯電話販売成績日本一や最下位の人事評価、店舗の立て直し、たった一人の人事担当など、波乱万丈ともいえる経験をされてきた木野さん。どの時期にも一貫して感じられるのは、仕事へのストイックさといつでも目標を掲げていることです。

「自分ができることを見つけ、精一杯やる」。マネジメントでも大切にされていることは、木野さんご自身の成功体験から学ばれたものなのかもしれません。

就職活動では「自分にできることは何か?」と自問自答してみることも大切です。あなたが力を発揮できる環境を探してみましょう。

 

  • xxxxxxxxxxxxx